元不登校にして不登校教師が 親でも先生でもない「かくれた教育者」であふれる 場をつくる

社会教育主事課程から「社会教育士」へ

2024/08/20
 
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大学に入学して、周りの環境や先輩、師匠の影響を受けたわたしは
人生かけて教育に力を注ぐことを決意しました。

それでも、不登校経験者として学校教育にかかわるのは「迷宮入り」が予想され
当初は避けて通ることにしました。

そこで、注目したのは「社会教育主事課程」
どんな仕事につくのか見当もつかなかったけれど
生涯学び続けることをかかげたわたしにとっては、
老若男女にかかわる教育活動に光を見出しました。

しかし、教育に携わるものとして、学校を経験しておいた方が良くないか。
3年次から、おくれて「教職課程」をとることに。
幸い1年次にフルに授業を詰め込んでいたので
卒業までに単位取得可能な状態になりました。

大学卒業後、地元山口県で中学校社会科の教員になりました。
紆余曲折あり、教員を退職。退職後も試行錯誤の連続で、
今から思えば、老若男女にかかわる教育活動を地道にやってきたなと感慨深いのですが、
教員時代も、また教員退職後も
「社会教育主事課程」は役に立たない資格として放置していたのです。

後からわかったことなんですが、社会教育主事課程を受講しても「社会教育主事」とは名乗れないんです。よくよく考えれば、「教職課程」を終了しても教員とは名乗れないのと一緒ですね。
当時のわたしが、「社会教育主事」だけで勝負していたなら、どこに就職できたのでしょうか?

この資格に再び生命を吹き込む情報が舞い込んできました。

下関市で現役の小学生教師の方が「夢見る自習室」と名付け
子どもたちの学習をサポートする活動をしているときき、参加してみました。

その主催をされている先生から、
令和になって「社会教育士」という資格ができた。社会教育主事課程修了者は、
あと4単位受講すれば社会教育士の資格を持つことができると。

これこそ、これから自身の活動を後押しできる資格になると「直感」し
受講を決意しました。

決意した時点では、多くの教育機関で当年度の募集が終わっており
資格さえ取れればよいと、放送大学に応募しましたが、抽選漏れ。


よくよく考えると、資格だけなのはもったいない。
同じ門をたたく同志との出会いが貴重になる。
来年の春、大学の講座を受講しようと決めました。

近藤塾は「社会教育士」として創意豊かな教育活動を描いてまいります。

志に共感していただける方、興味のある方、お話ししてみませんか?

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