元ひきこもり ひもニートが「かくれた教育者」であふれる 場をつくる

一見価値のないものに、価値をふきこむ

2025/02/13
 
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「旅のオタク」のこんどうです。
先日、長崎県大村市に泊まりこんでコミュニケーションの研修を受けていました。
「コミュニケーション」といっても、人間関係を円滑にするスキルアップというよりは
「ビジネスを成功に導くスキル」に近いものです。
わたしとしては師匠から伝授されるものの中から「教育活動」を抽出し
自分のものにするために飛び込んだようなものです。
貴重な体験と経験をつかみとれました。
これからの人生は、実験を繰り返し、再現する旅路です。

さて、研修修了翌日をノープランで空けておいたのですが、
受講生の何人かが端島(軍艦島)に行くときき、便乗しました。
「ピンときたらGO!」
ご縁には、乗っかるのが最近の行動様式になっています。
人生初の軍艦島上陸です。

 目に焼きつけたかったのは「端島小中学校」の跡。
繁栄した当時の様子をテレビで見たことがあり、
住居から学校へ即アクセスできる立地が印象的でした。

  

 最近の私は「ご縁に乗っかること」と同じくらいに「現地に足を踏み入れること」
を大切にしています。
リモートやWEB検索では味わえないもの・ことが「現地」にはあります。起こります。

 実際に軍艦島を訪れて感じたことは、当時最先端だった島の暮らしも50年で廃墟となる
「諸行無常」だけではありませんでした。

一見無価値に思える廃墟が、世界遺産となり多くの観光客が訪れる人気スポットになっている。
新たな価値が見出されているのです。

現場に行かないと感じることのできないものが、そこにもありました。

軍艦島ツアーを終えたあと、ふと思い立ち「出島」方面へ足を運びました。

出島近くには「官報販売所」があります。
この「官報販売所」は、自然と暮らしの学校「てつなぐ」代表、片山健太さんが営んでおられます。
「てつなぐ」は九州大学の社会教育主事講習をリードしていただいている
岡 幸江教授イチオシの事例なのです。
今回2度目の訪問となりましたが、ようやくお会いすることができました。

  
アポなし訪問になってしましましたが、快く応対してくださいました。
わたしは感激して、これを「岡パスポート」と命名しました。

片山さんは、築80年ごえの古民家を、地域の小学生有志23人と一緒にリノベーションされました。そこを自宅とし、「たまり場」として「住み開き」されたのです。
そのときの小学生も今や大学生になったとか。
自分たちで釘を打ち、つくりあげた達成感は、一生の財産になっていることでしょう。

 実は私も、いつか廃屋を手に入れ、地域の小学生と一緒に「魔改造」して

「私塾」兼「たまり場」にしようとひそかに計画しています。

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