受験生の皆さんへ 近藤からエールをおくります

【 大きな節目をひかえている受験生の皆さんへ 】
先に言っておきます。やっぱり 人は「学歴」よりも「体験歴」。
どこの学校に行った、よりも、そこで誰と出会い、何を学び、体験を積み上げたか の方が大事。
途中の調子がどうであれ、人生折り返したころ違いはがっつりと現れてきます。
合否の結果よりも、そこに向かって挑み続ける「体験」が後々効いてきます。
だから今こそ目標に向かい全力を出す体験を積んでいってください!
あえて言っておきます。「かわいい子には、テストに出ないことを教えるべし」
テストに出ることだけ要領よく習得しても、
学校卒業後、人生の難問に答えるには材料が足りなすぎます。
社会人になってからは、選択肢の中に答えがないことばかり。
自分で正解をつくらなくてはいけなかったり、
そもそも問題文が間違っていたりすることも多いのです。
だからこそ、より多く経験し、
上手でなくても
「やったことにする」ことが気づきや正解づくりの材料となり、強みになるのです。
「人生は仕入れで決まる」これは本当です。
仕入れには3つあります。
「本」「人(取材)」「旅(実体験)」です。
すべてを体験するには時間に限りがあるので、
読書で追体験し、人と出会い、話をきかせてもらってください。
その上で、目の前の課題(今は受験ですね)に向かって最善を尽くしてほしい。
ちょっとテクニカルなお話をします。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という戦略の王道があります。
敵を知るとは、今なら「入試の出題傾向を知る」ということでしょう。
徹底的に過去問を解きまくってください。
そして己を知るとは、今の自分の力量を知っておくこと。
例えば、百ます計算を何分でできるかとか、
文章題は何分かけたら解けるとか。
これを把握しておくと、「予測力」がつきます。
入試には時間制限があります。
限られた時間内で高得点を叩き出すものです。
予測力がつくと問題を高得点で解きやすい問題から解いていくことができます。
「一から順番にやって、時間切れで解けたはずの問題にたどりつけなかった…」
ということがなくなります。
過去問を解くときはタイマーで時間を測ってくださいね。
8がけの時間内めざそう。本番の時間に対するプレッシャーに慣れておくために。
たとえば解答時間60分のテストなら、48分以内で。
さいごに、
「生まれて初めてこんなに真剣に努力した」という体験が
あなたの将来の道をひらいてくれるはず。応援しています!!