元ひきこもり ひもニートが「かくれた教育者」であふれる 場をつくる

中学校の文化祭におじゃましました

2025/02/13
 
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 【 こころのアシスタントー 親でも先生でもないこのポジションで現地視察 】

じつは2024年4月から「こころのアシスタント」として
週2日くらいの頻度で中学校にて勤務する機会をいただいているのですが、
先日その中学校の文化祭におじゃましました。

体育館にて鑑賞しているときのことです。
 「なぜこんなにふわふわしてる?この感情は何だ?」
ちょうど学年発表が始まる時間でした。何とも落ち着かない。
この日わたしは勤務日ではありません。

「こころのアシスタント」としてお世話になってる中学校の文化祭。
今日は保護者でも先生でもない、どっちつかずの観客でした。

 よくよく考えてみると、中学校の行事で体育館を訪れたのは久しぶりです。

思い出すのは、現在高校2年生の次男が通っていた中学校の文化祭。
カメラを携え保護者席に座っていました。

当時コロナ禍で、合唱コンクールのみの開催。
しかも学年ごとに入れ替わり。さびしいものでした。
だからこそ、体育館のにぎわいはワクワク感となつかしさを呼びおこしてくれました。

 1年生の発表がはじまると、別のなつかしさがこみあげてきました。
かつて教職に就いていたころ、放課後遅くまで中学生に混じって準備をした光景が
一瞬うかんできました。

 2年生は山口市への校外学習と職場体験の発表。
がっつりと関われてはいませんが、教室で取り組む一端を垣間見てきました。
「メイキング映像」を脳内再生しながら楽しみました。

 3年生の演劇「ロミオとジュリエット」は圧巻の演技。
体育館をうまく利用した名場面の再現に驚きました。
親子の対立シーンにしびれ、ラストシーンで危うく涙がこぼれそうになりました。

1・2年生にとっての「目標・憧れの先輩像」として存在感を示せたのではないでしょうか。

 ステージ発表では、教室の後ろからでは決してみることのできない姿に接し、
「親心」も「教師のまなざし」も併せもった、何とも形容しがたい感情とともに鑑賞しました。

「こころのアシスタント」として日常の学校生活に立ち合い、
保護者参加のイベントでは普段みることのできない躍動する姿に触れることができる。
今こうして週2回の登校で見せてもらっている景色は、
親でも先生でも味わうことのできない「美味しい体験」だなあと、
かみしめています。
わたしの立ち位置は、ふわっとしていておもしろい。そう感じました。

この不思議なポジションを楽しんでいきます!

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